Webサイトの文字を強調（太字）、または斜体にして表示するには、表示する対象の文字をHTMLタグで囲みます。 強調表示を実現するタグには、「<strong>」と「<b>」の2種類があります。 斜体表示を実現するタグには、「<em>」と「「<i>」の2種類があります。

強調表示および斜体表示は、それぞれ2種類のHTMLタグを記述することで実現可能です。 見た目は変わりませんが、検索エンジンの認識が異なりますので、正しく使い分けましょう。

■Webサイトの文字を強調（太字）表示する

Webサイトの文字を強調（太字）表示するには、以下の2つの方法があります。

１．強調したい文字を、「<strong>」（開始）と「</strong>」（終了）で囲みます。
２．強調したい文字を、「<b>」（開始）と「</b>」（終了）で囲みます。

Webサイトに表示された文字をみると、どちらも同様に太字で強調表示されていることを確認できます。 ユーザーからの見た目は変わりませんが、同じ強調でも検索エンジンにとっては意味が異なります。

「<strong>」は、表示だけでなく、重要な言葉・単語だと判断されます。 Webサイトのコンテンツにおいて、重要な単語を意味するなら、「<strong>」を利用して強調します。

「<b>」は、見た目を太字にしているだけで、言葉・単語自体は重要でないと判断されます。 レイアウトやデザインのために文字を太くする場合は、「<b>」を利用して強調します。

■Webサイトの文字を斜体（イタリック）表示にする

Webサイトの文字を斜体（イタリック）表示にするには、以下の2つの方法があります。

１．強調したい文字を、「<em>」（開始）と「</em>」（終了）で囲みます。
２．強調したい文字を、「<i>」（開始）と「</i>」（終了）で囲みます。

Webサイトに表示された文字をみると、どちらも同様に斜体で表示されていることを確認できます。 ユーザーからの見た目は変わりませんが、検索エンジンにとっては、同じ斜体表示でも意味が異なります。

「<em>」は、表示だけでなく、重要な言葉・単語だと判断されます。 Webサイトのコンテンツにおいて、重要な単語を意味するなら、「<em>」を利用して斜体表示します。

「<i>」は、見た目を斜体にしているだけで、言葉・単語自体は重要でないと判断されます。 レイアウトやデザインのために文字を斜体にする場合は、「<i>」を利用して斜体表示します。