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HTMLの基礎知識とコメントの書き方

  • HTMLとは?

    HTMLとは、「HyperText Markup Language」の略で、W3Cが策定しているWebページを記述するためのマークアップ言語です。 ホームページを表示する為のファイル(ドキュメント)に記述する、簡単なプログラム言語と考えると分かりやすいと思います。 ホームページは、HTMLファイルに記述されたHTMLタグをwebブラウザが解析して表示してます。 主に対象をHTMLタグで囲むことで、ホームページの表示を調節します。

    HTML4.01記述例
    <!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd">
    <html>
    <head>
    <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS" />
    <title>ホームページタイトル</title>
    </head>
    <body>
    ホームページ本文
    </body>
    </html>

    XHTMLとは?

    XHTMLとは、「Extensible HyperText Markup Language」の略で、SGMLで定義されていたHTMLをXMLの文法で定義しなおしたマークアップ言語です。 その仕様はHTMLと同じくW3Cによって勧告されています。 XMLを採用したため、MathMLやSVGなど他のXML文書を埋め込むことができるようになっています。

    XHTML1.0記述例
    <?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS"?>
    <!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd">
    <html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xml:lang="ja" lang="ja">
    <head>
    <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS" />
    <title>ホームページタイトル</title>
    </head>
    <body>
    ホームページ本文
    </body>
    </html>

    HTMLとXHTMLとの相違点

    ◇XHTMLはXML宣言が必要

    XHTMLはXML文書であるため、先頭に「<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS"?>」のような、XML宣言を記述する必要があります。 HTTPなどのプロトコルで文字コードが指定されている場合は省略可能ですが、常に付与することが推奨されています。

    XML宣言を記述しておいた方が、検索エンジンのクローラーにも好まれます。 SEOの観点からもXML宣言を記述しておいた方が無難です。


    ◇XHTMLは大文字・小文字が厳密に区別される

    HTMLでは、要素名や属性名などで大文字と小文字のどちらを使用しても構いませんが、XHTMLでは大文字・小文字が厳密に区別されます。 XHTMLの場合、要素名・属性名は全て小文字でのみ定義されていることから、要素名・属性名は共にすべて小文字で表記しなければいけません。


    ◇HTMLでは省略可能でもXHTMLでは省略不可

    HTMLでは、省略しても問題ない終了タグも存在します。 XHTMLでは、要素は必ず開始タグと終了タグを備えていなければならす、終了タグの省略は許されません。 また、属性名記述や属性値を囲む""(ダブルクォーテーション)を省略してはいけません。

    HTMLを利用していて省略可能な場合でも、省略せずに記述しておいた方が検索エンジンのクローラーにも好まれます。 SEOの観点からも終了タグなどは、省略せずに記述しておくことをおすすめします。


    ◇メディアタイプが異なる

    HTML4.0とXHTML1.0のメディアタイプは「text/html」です。 メディアタイプ「text/html」は、XHTML1.1以降では非推奨となっています。 XHTML1.1以降では「application/xhtml+xml」が推奨されています。


    HTMLのコメントの書き方(HTMLとXHTML共通)

    HTMLやXHTMLには、webブラウザでページを表示したときに表示されない「コメント」を記述することができます。 コメントを記述するには、下の「HTMLコメント記述例」の様に「<!--」開始と「-->」終了で、表示したくない文字列を囲んでコメント化します。 ブロック要素や独自classの意味などをコメントとして記述しておくと、失念してしまった時に便利です。 webサイトから文字列を一時的に消しておきたいときにもコメント化を利用できます。

    HTMLおよびXHTMLコメント記述例
    <!--ここに記述した文字(コメント)は表示されません-->

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