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■IP分散とは
IP分散とは、そのままの意味でIPアドレスを分散させることです。 SEO対策業者や被リンク提供業者から「IP分散」という単語をよくききます。 SEOにおいてのIP分散というのは、リンクを掲載するホームページのIPアドレスを分散させることです。
■クラスCのIP分散とは
クラスCとは、サーバー(パソコン)ごとに割り当てられたIPアドレスの「XXX.XXX.YYY.XXX」でいうとYYYにあたる部分を指します。 検索エンジンはクラスCによってブログやサーバースペースを判断してます。 例えば、無料ブログを同一アカウントで量産した場合は同じですが、複数のASPでブログスペースを借りれば、クラスCのIPアドレスが分散されます。
Googleによると、このクラスCの部分で被リンクをカウントするかしないかを決めていると明示しているので、通常の自作自演・被リンク用のブログを大量に仕込む事や、レンタルサーバースペース内での独自ドメインを基盤にした、マルチドメイン・サブドメイン量産では、クラスCが同じになるため被リンク数にカウントされません。
■IPアドレスを分散させる方法
IPアドレスを分散させるには、利用するレンタルサーバーやブログサービス自体を分散させてしまえばよいわけです。 様々な会社のレンタルサーバーやブログを利用すれば、IPアドレスが分散される(クラスCからの分散)が達成されることになります。
SEO対策としてIPアドレスを分散させるなら、クラスCの部分を分散させる必要があります。 レンタルサーバースペース内での独自ドメインを基盤にした、マルチドメイン・サブドメイン量産では、クラスCが同じになるため被リンク数にカウントされません。
■リンクのIPアドレスを分散させる意味
結論から言うと、SEO被リンクの自作自演をカモフラージュするためです。 検索エンジンは、被リンク数をサイトの人気投票とみなして、サイトを評価してます。 それなのに運営者が同じサイト同士なら自由自在にリンクさせることができ、ホームページの被リンクを正当に評価することができません。 そこで検索エンジンは、同一運営者のサイトからのリンクを評価しないようにしてます。 リンクの評価ついてはリンクの評価概念をご覧ください。
IPアドレスは、個々のサーバやパソコンに割り振られています。 このため、通常はWebサイトのIPアドレスが異なれば、その運営者は別個と考えられます。 つまり、同一IP内に存在する多数のドメインは同一運営者の可能性があるということです。
検索エンジンのアルゴリズムはより多様な被リンクを評価する傾向にあります。 検索エンジンは、被リンク数だけでなく、ドメイン分散を評価し、ドメイン分散よりもホームページの運営者が異なるであろうIP分散されたリンクを高く評価する傾向があります。
トップページ » アクセスアップ対策(SEO対策) » リンクのIPアドレスを分散させる効果
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